ライヴレポート >>
LIVE NEXUS 2010.11 ロックの階段を昇ろう
NEXUS、二日目新木場スタジオコースト「ロックの階段を昇ろう」。
今日も様々な意味合いで「絆」を深く感じさせる三組が登場した。
まずトップバッターはPay money To my Pain。男気溢れるルックスから叩き出されるラウドチューンの連発にフロアの熱気は一気に上昇。そのままラストの「Pictures」まで疾走感たっぷりの演奏で一気に駆け抜けた。年末に予定されているショートツアーに向けてバンドのムードは高まる一方だ。
Pay money To my Pain
そして2010年に「新宿の片隅から」での鮮烈なデビューから25周年を迎えたSION。
今回はSION & The Cat Scratch Comboとして出演。ふらりと自然体で登場するも、歌い出し一発で会場の空気を一変させる圧倒的な説得力を持つ「歌声」は圧巻の一言。歌詞の一言一句が胸の奥に深く突き刺さるような感覚と共に、全ての物事がその歌声によって浄化されるような感覚をも覚えるのか、初めてSIONを見るであろうオーディエンスたちの心をも鷲掴みにしていく。バンドの演奏も後半に至るにつれ、熱気を帯びる。今回はMCでも終始一貫「The Cat Scratch Comboです」と言い続け、バンド感満載の演奏。「マイナスを脱ぎ捨てる」では昨今のトレードマークのハットを脱ぎ、髪を振り乱しながらの熱演で幕を閉じた。数多くのアーティスト達からのリスペクトを集める理由を、まざまざと今日集まったオーディエンスの目に焼き付けた。
SION & The Cat Scratch Combo
この日のイベントライヴは、雑誌「MUSICA」で行われた、10-FEETのTAKUMAとSIONの対談を発端に実現。今日のSIONの演奏を目の当たりにして、TAKUMAの熱いリスペクトは今日集まった若いオーディエンス達の胸にも深く刻まれたであろう。
10-FEET
そして、このイベントのオーガナイザーでもある鹿野淳の「彼らはいつでもどこでも特別なライヴを見せてくれる」という紹介と共に、大トリには今日のイベント仕掛け人とも言える10-FEETが登場。日本のロックシーンを牽引するアーティストの一つでもある彼らの演奏がフロアを熱く揺らす。のっけから「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」「Freedom」などキラーチューンを連打でぶちかます。オーディエンスを常に自分たちと同じ位置・感情まで高めるような、彼らの演奏にスタジオコーストのフロアは熱狂の渦へ。彼らの発信するポジティヴなメッセージにサークルピットやモッシュピットの中に居るオーディエンスの顔は、最後まで笑顔が溢れていた。「夢がかないました。ありがとう」と言い、ステージを去るTAKUMAの笑顔に、イベントの意味合いを再確認させられる最高の幕切れだった。
更に進化・深化を続けるNEXUS。14日新木場コーストは「ACOCORO」。山崎まさよし、NICO Touches the Walls、Salyu、WEAVERらが出演します。さらに「絆」を深めてNEXUSしましょう。










