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ライヴレポート >>

LIVE NEXUS 2010.11 ANNEXUS

 今年の6月に引き続き、ageHaにて2度目の開催となったANNEXUS。
 コンセプトは「アーティストの、アーティストによる、音楽ファンのためのDJ&ライヴ祝祭」。音楽を喰って喰って喰いまくって、今や音楽で喰うようになった素晴らしきアーティストが、どんな音楽をDJとして届けるのか? それを夜から朝まで楽しむパーティーを作ろうと、ageHaと一緒に始めたパーティー、それがANNEXUS。なんというか、これはもう「夜中のフェス」のようなものなんじゃないでしょうか?

 この日もジャンルや世代を超えた、様々なアーティストがDJとして参加してくれました。フロアは全部で三つ。
まずはBARカウンターにある「ISLAND」。ここでは「日本語音楽縛り」で開いているパーティー「申し訳ナイト」とのコラボレートで、歴戦の名DJがいつもとは違う興味深いプレイをする場所。


お次は屋外にあるプールを囲んだ「WATER」。11月だけど音楽が流れればみんなホット&ホットになるという、ageHaならではの名物スポットです。


そしてメインフロアとも言える「ARENA」。このフロアを中心にパーティーはグルグルとハッピーに回るのです。

 ハウス、ヒップホップ、レゲエ、エレクトロ……ダンスミュージックにジャンルはとても大切です。何故ならば、ここ50年間の音楽の殆どは、リズムの違いによってジャンルが生まれているからです。それほどまでにリスムは音楽の心臓部分であり、だからこそ僕らは踊りながら音楽を楽しむのです。
 しかし、この日だけはそんなジャンルの壁とはおさらば。音楽好きな参加者が、言うまでもなく音楽フリークなアーティストからの「コール」に「レスポンス」するという、何が起こるかわからない、プレシャスかつストレンジなパーティーなのです。


 実際にこの日もそれぞれのフロアでさまざまな音楽が神出鬼没するという、このパーティーでしかありえない瞬間が多発しました。
「ISLAND」では、小沢健二から光GENJIまで!? 日本語に縛られるどころか、日本語だからこその面白さやぶっ飛び方を教えてくれるプレイに、腹を抱えながら踊る人たちがピースな空間を描いていました。

【ISLAND STAGE】
小宮山雄飛(ホフディラン)

(撮影:釘野孝宏)

「WATER」では、テクノなDJあり、メタルで自ら揺れ狂うDJあり、ロックアンセムでグル―ヴをかき混ぜるDJあり、そして名MCで持っていく人ありという、個性的なDJ大集結!? 普段はライヴなどで僕らを徹底的に楽しませてくれるバンドマンなどが、この日ばかりは「まずは自分が一番楽しむぜ!」という空気をガンガンに醸し出す 、「誰だってずっと音楽バカなんだ」という気持ちよい高揚感が星にまで届きそうなプレイがずっとずっと続いていました。

【WATRE STAGE】
DJ BOTS (Dragon Ash)

(撮影:釘野孝宏)

【WATER STAGE】DJ LOVE(世界の終り)

(撮影:平沼久奈)

【WATER STAGE】
DJ SAKU (Dragon Ash)

(撮影:釘野孝宏)

【WATER STAGE】
矢口雅哲(ムック)

(撮影:釘野孝宏)

【WATER STAGE】
草刈愛美(サカナクション)

(撮影:平沼久奈)

 そして「ARENA」。ここは終わらない深夜の音楽エンターテイメント天国。ageHaでお馴染みのスギウラムやケン・イシイ。先日残念ながら地上波人気番組のレギュラーを取り損ねたお笑い芸人(まあ音楽への造詣の深さとDJでの鉄板ぶりは、お墨付きなんだけどね)ダイノジ。ライヴをやればフェスもワンマンも物凄い空間を生み出すポリシックスのハヤシやサカナクションの山口一郎。そしてこのパーティーのオーガナイザーであり、音楽ジャーナリストの鹿野 淳。ここまで並んだ人たちが一同に介すだけでもありえないバラエティ感が溢れているのに、そこにライヴハウスとクラブ・イベント、メインストリームとサビカルチャーの溝を埋めまくるgroup_inouと、まだあまり知られていない可能性のカタマリである「トランス・メタルコア」バンド、FEAR AND LOTHING IN LASVEGASのライヴまで加わるという、ほんと頭の中がグッドミュージック&クレイジーダンスに掻き回される、信じられない時間が朝まで続きました。

【ARENA STAGE】
SUGIURUMN

(撮影:平沼久奈)

【ARENA STAGE LIVE】
group_inou

(撮影:平沼久奈)

【ARENA STAGE LIVE】
Fear,and Loathing in Las Vegas

(撮影:釘野孝宏)

【ARENA STAGE】
山口一郎(サカナクション)

(撮影:平沼久奈)

 頭が真っ白になるのに、それでもこの日だけの思い出が心に残る。楽しいだけなのに、胸の奥から元気や勇気が湧いてくる。そんなパーティーに早くも2回目で到達したこの日のANEXUS。
 深夜のファンタジーとして、ワン&オンリーなパーティーとして確立しまくったANNEXUS。お次の開催時は、また一緒に遊びまくりましょう!!!!!