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第十二回 ツイード プロアンプ

1955年製のフェンダーツイードプロの極上品...



と言いたいところですが、完全に自作した一台です(^^;;



完全に自作するのは初めてだったので、キットになってるやつを作ろうかと思ったんですが、この初期型のツイードプロはシャーシすら市販されていませんでした。なので仕方なく採寸して業者にオーダーして、ワンオフで作ってもらいました。

鉄板を曲げて穴開け、クロームメッキまで業者がやってくれたんですが、パネルの印字がない。さすがに淋しい感じがしたので、ハックルベリー・フィンの山ちゃんの協力の下、シルク印刷の版作りから印刷まで、自分達でやりました。

まぁ、初めてで手探りでやった割にはいい出来だったんじゃないでしょうか?





なるべく当時の音に近づけたかったので、トランスは電源、アウトプット共に60年代のレズリーから外した物を使用。たまたま回路的にもほぼ一緒で、インピーダンスマッチングも問題無く使用できました。



基本のパーツは現行品や復刻パーツですが、真空管ソケットや抵抗、コンデンサー、配線等はビンテージパーツを使ってます。



スピーカーは最初JBLのD-130Fが付いていましたが、今は60年代のJENSENに換装されています。セラミックマグネットですが、初期型に近いのでアルニコみたいな音がします。





キャビネットはパイン材をダヴテイルジョイントで組んであります。オリジナルはフィンガージョイントなので、強度的にはさらに強固になってます。今となってはアバウトに組んだ方がよりオリジナルっぽかったなぁ、とは思いますが(^^;;

バッフルボード(スピーカーが取り付けてある正面の板)は重たいJBLを付ける前提で12mmになってます。オリジナルは8~9mmくらいしかないので、こちらもオーバースペックです。この厚みによる音の変化は大きいので、いずれ薄いのも試してみようと思ってます。



最後に山ちゃんが遊びで作ってくれた「お札」を貼って完成しました。オリジナルっぽいけど、よく見るとオレの名前が書いてある(笑)。

今回のアルバムではほぼ全曲にどこかしらで使われています。「想い出ガソリン」「バンド☆エイド」「むきだしの心臓」の三曲だけ、スピーカーがJBLのD-130Fで、他はJENSENになってます。