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第十一回 シンバル その1

今回は所有のシンバル類を紹介します。

まず最初は定番のジルジャンから。





最近はかなり種類が豊富になってますが、これは初期から生産され続けている「A ジルジャン」シリーズ。音楽を聞いたことのある人ならば、ほぼ間違いなくこのシンバルの音は聞いてます、ってくらいの定番中の定番です。

昔ながらのターキッシュシンバルの流れを受け継いで、素早いアタックと長いサスティーン、やや濁りのある感じはドラマーなら安心感を覚えるはず。

写真の物はおそらく60~70年代の物だと思うけど、良くわからない。なぜなら、全部が中古のドラムセットのオマケかもらった物だから(笑)。自分で買った物は一枚もないんだけど、写真の物以外にも数枚はある(^^;;

アルバムでわかりやすい曲は「むきだしの心臓」かな?

お次はパイステトラディショナル。





パイステはスイスのメーカーで、ロックでは定番の「2002」シリーズとかを作ってます。ターキッシュ系のシンバルよりもキラキラした高音が特徴で、濁りの少ない派手な音がします。

でもこのトラディショナルシリーズは、パイステがターキッシュシンバルを作ったらこうなります、ってイメージのシンバルなので、キラキラした高音は控えめで、やや濁りのあるダークな印象。でも金属の素性なのか、バンド演奏でも抜けてくれる高音部分は健在なので、非常に使い勝手がいいです。JAZZ系の人に人気が高いんですが、ビンテージドラムを使う人にも好む人が多いです。

発売当初はメインシリーズの一つでしたが、今ではカタログにも乗らず、受注生産のみのようです。ちなみにオレはカタログから外される時に、まとめて10数枚購入したので、へたな楽器屋さんよりもストック量は豊富(笑)

「想い出ガソリン」とか「バンド☆エイド」なんかで使ってます。

次はターキッシュシンバルと言えばこれ、イスタンブール。





シンバル発祥の地、トルコの国営企業で、ハンドメイドでシンバルを作っているメーカー。今では会社が分裂して名前も変わってしまいましたが、これらは分裂前のイスタンブール名義のシンバルです。

写真でわかるように、明らかに通常のシンバルのイメージと違う(笑)。これはイスタンブールの中でもターキッシュシリーズと言って、仕上げのレイシングを施さないやつ。通常の綺麗なキラキラしたシンバルも、元々はこんな感じの焦げ茶色をしてるんですが、これを回転させながら、レコードの溝を掘るように表面を削ると、あのキラキラしたシンバルが出来上がるんです。

あえてその作業を省くことで、タイトでダークな音になります。いい意味で広がりがなく、アタックの強いショートサスティーンのシンバルです。これまたJAZZ系に好まれるタイプで、知り合いにこれを持ってる人は皆無です(笑)。

ハイハットなんかは通常は「チッチッ」て音ですが、これは「ヂッヂッ」と濁点が付く感じです。オープンも「シャンシャン」じゃなくて「ジージー」って感じなので、使いづらいかと思いきや、意外と歌物でも問題なく使える。全体の重心が低く聴こえるので、ギターの高倍音を邪魔しないんでしょうね。

ハイハットは「冬の怪獣」や「さかあがり」、トップシンバルは「余計なお世話」なんかで使ってます。



最後は手持ちのハイハットの集合写真。でも全然全部じゃないけど(^^;;

パイステの2002は色が全然違うから、金属組成が違うんだろうなぁ~。色味からすると銅が多いのかな?一番左のセイビアンのハンドハンマーは、オレが高校生の時に買った物。当時かなり頑張って大枚はたいたけど、今でも活躍してくれるんだから買って良かったなぁ~。

あ、シンバルって一枚数万円はするんですけど、消耗品なんですよ。割れますから。だから気に入ったものはストックしておくようにしたらこうなった、と(笑)