佐咲紗花

SAYAKAメーカー
〜ササキサヤカができるまで〜

Vol.2 「魂」“夢と妄想”編

皆さんこんにちは!このコーナーでは毎回、私・佐咲紗花を形成しているパーツの一つ一つを、コラム形式でご紹介していきます。すべてのパーツを読み終えたら、あなたはきっと佐咲紗花マスター★

前回の“歌う”に続く「魂」パーツの2つ目の要素は、“夢と妄想”です。夢は寝てる時に見る方の夢ね。私ね、多分眠りが浅いんでしょうが、小さい頃から毎夜2〜3本立てで夢を見るんです。しかもたまに日をまたいで(むしろ月や年をまたいで)続き物の夢もあったり。大体自分は神目線といわれる斜め上から見ている状態で、続き物の時は神目線から「あ、これあの時の続きのやつだ!」と思っていたり、夢の中でこれが夢だとわかる時もよくあって、夢だとわかってもストーリー的に終わってほしくないと神目線から必死に「目覚めんな自分、目覚めんな自分」って言い聞かせていたり。続きがあったり、多少コントロール出来たりする辺り、昼間にしている妄想と何が違うのかと思ってしまう時もあるのですが、なんなんだろね、あの夢のリアル感。夢でひょっこり好きな設定になっていた人って、現実でも意識してしまうあの感じ。何でも自由に操れる妄想、そしてちょっとコントロール出来るけれど想定外の設定も多いから嬉しい内容だったら妄想より遥かに嬉しい夢。

幼稚園の頃からよく、「ごっこ遊び」をしていました。幼稚園の頃は、ビックリマンごっこや仮面ライダーごっこ。小さいながら、キャラの口調や特性を生かして、特に台本もないままそれぞれ配役になりきります。日常的にキャラになりきる中で、それをやりすぎたのか…小学校低学年の頃、私は自分がエスパー魔美だと思い込むようになりました。その後、天空の城ラピュタのシータだと思い込んだりした後、小学4年生の時にクラブ活動でバスケットを始め、漫画「スラムダンク」の流川楓君に恋をしました。そこから中学に入ってロックバンドのSOPHIAにハマるまでの辺りの2年半ほど、「流川君は私が高校生になるまで待ってる、早く大きくなってあげなくては」と本気で思いながら、寝る前に必ずハート形のロケットペンダントに入れた流川君の切り抜きを胸に当てながらお星様に「明日こそ現実世界で流川君と会えますように、それが出来ないならせめて夢の中で会えますように」とお祈りしてから就寝する、という謎の儀式を行っている怪しい小学生でした。妄想ストーリーのパターンも何パターンもあって、授業中だったり夜ご飯を食べた後だったり、ぽーっとしながらスラムダンクの全キャラクターが活躍しつつ繰り広げられる妄想劇を長くしていき、さらに眠っている時間までコントロールしてその世界に浸ろうとするのが日々の楽しみの一つだったのです。

そんな二次元に真剣に恋をしたり、自分が二次元の人間だと勘違いしながらの思春期を経て…現在私は、二次元のアニメ・ゲームのストーリーを彩る主題歌や挿入歌を歌う仕事をしています。主題歌を歌う時も、誰かの心情だけに偏れない時もあるけど、その作品の舞台世界に私も入り込んだつもりで、その作品の語りべのつもりで歌っています。自分の考え・ライフスタイル・恋愛観的なものだけを届けるタイプのシンガーではなく、作品に寄り添って作品と共に歩むタイプの今の仕事に就けたなんて、妄想修行を積んできて本当に良かったと、まさに天職だなと。思いたい!(笑) ちなみに夢の中では私、いつでもその設定を思い出しさえすれば、平泳ぎスタイルで空を飛べます。けっこう便利。

 

ということで、私がノンタイアップのオリジナル曲よりも作品あっての曲を歌いたい、アニソン特ソンシンガーになりたかった、ある意味でのルーツのエピソードでした♪

次回、「魂」“作って食べる”編!!