皆さんこんにちは。
今週もまた、ミュージシャンとして、一人の人間として、忘れられない、忘れたくない記憶をたくさんもらうことができた一週間でした。

9/20 月曜日
★引き続き大阪城野音LIVEに向けたリハーサルと、22日に控えているB-PASS誌25周年記念イベントのリハーサルも行う。B-PASSは僕らがCDをリリースする前からずっと追っかけてもらっていて、もうお辞めになってしまったけれど八波さんというとても背が高くて見た目からは想像がつかないくらい愛情たっぷりのインタビューを毎度敢行してくれた編集長の方は、僕らの一番最初のワンマンLIVEから欠かさず僕らを観に来てくれた貴重な存在だった。感謝の気持ちを込めて、初期の曲を演奏するのはどうか?との話し合いのもと、「そのTAXI,160km/h」という曲を演奏することを決めた。大阪城野音LIVEの方も、暫定的に決まった曲順で一度通してみる。あと3割くらい詰めないと、といった出来。でもなかなか今までのワンマンLIVEにない雰囲気で良い感じである。

9/21 火曜日
★大阪城野音LIVE前、最後のリハーサル。後はもう一日「ゲネプロ」という本番さながらに機材も配置しスタッフの動きや演出の確認も含め確認する日が一日残されているが、その日は非常にばたばたするので、音はできるだけここでまとめ上げたいところ、、、しかし2,3カ所の改善点を残しタイムアップ。ただ曲順はまとまったのでもう大丈夫だろう。
★明日のイベントのため、早めに就寝。きちんと睡眠をとれるかとれないかは歌の出来に大きく左右する。

9/22 水曜日
★B-PASS誌25周年記念イベント本番日。お昼過ぎに会場に入り、各出演者ごとに順番にサウンドチェック。サウンドチェックの流れは大きく分けて二種類あり、出演順に行っていくのを「順リハ」、逆にトリから順に行っていくのを「逆リハ」という。ただどちらも機材のセッティングの効率を考えてトップバッターは必ず最後にサウンドチェックを行うというのが決まりだ。この日は順リハ。出演者が僕ら含め5組いたので「2-3-4-5-1」の順番でサウンドチェック。サウンドチェックでは、「モニター」といってステージ内でどの音をどのくらいの音量で聞くのかということを決める作業が大半を占める。よくステージの足下にスピーカーが転がっているのが見えると思うが、そこからの音と、ステージの両端にサイドスピーカーと言って縦長のスピーカーがあるのだが、そこからの音を混ぜて「モニター」を決める。決して客席に向いているスピーカーの音を聞いているわけではないし、客席で聞くバランスで僕らがモニターしているとも限らない。自分が演奏しやすいと思うバランスでモニターは決めるのだ。僕は基本的に自分の声だけをスピーカーから返している。必要ならば音量調節のきかないドラムの音を少しだけ返してもらうが、そのほかの楽器の音はステージ内の生音で十分聞こえているので返さない。モニター環境が整ったら、各種ステージ内での決まりどころを確認して終了。あとは本番を待つのみ。前日のしっかり睡眠も功を奏し、本番は気持ち良く終えることができた。B-PASSで現在僕らを担当してくれている沖浦くんは実は僕らと同い年で、気を遣わずに何でも話せる。

9/23 木曜日
★都内スタジオにてゲネプロ。大阪城野音LIVE本番前最後の確認を行う。ここまでわりと余裕をもって進めていたつもりだったが、このタイミングに及んでもなぜだか続々修正ポイントが出てきてしまい、結局その日のスタジオのレンタル時間いっぱい使って無事ギリギリ準備完了。なぜいつもこうなってしまうのか、、、どのあたりで効率が悪くなっているのか、毎度よく考えるのだが、なかなかロクな答えも出ず。自分のIQの低さに嫌気がさす。

9/24 金曜日
★大阪への移動日。今回は車移動。
★移動中の車内のBGMがいつも上手に選べないという悩みがある。運転手の睡魔を誘わないように、とか、うちのメンバーが退屈しないように、とできるだけノリのいいものをチョイスしているつもりだが、なぜだかうちのメンバーは、各々の音楽プレーヤーで各々の好きな音楽を聞き始めてしまう。その光景をみるたび僕は一人勝手に傷つき、DJとしての才能がないのか、僕の音楽の趣味が根本的にマイノリティなのかなど、心の中で大反省会をする。ああ、そういえば何年か前にも、友人のDJ片平さんのイベントに飛び入りでDJをさせてもらった際、ロックのパーティなのにジャミロクワイをプレイしたら即その場のひんしゅくを買ってしまったという事件があった。。もっとTPOに合わせた音楽選びができるようになりたいものだ。ちなみにこの日車内は僕の選んだレアファンクのコンピ盤。カッコいいと思ったのになあ。

9/25 土曜日
★大阪城野音LIVE本番。内容に関しては各所でのレポートもあるし、観に来てくれた人の特権だと思うので、ここでは特に記さない。大雑把な感想にはなるが、イメージしていた以上に僕は楽しむことができた。しかしこれ、なかなかないことである。それは心配性な僕の性格上、お客さんに楽しんでもらって自分達も楽しいと思えるところ、そこまでを普段からイメージしておいてしまうから。だからある程度のマジックは実は想定内だったりする。えーみっちゃんタンパクーっとか言われればそれまでだが、そうじゃなきゃどうも不安で不安で。。。大阪の皆さん素敵な夜をありがとう。

9/26 日曜日
★FM802で一年間務めてきたMUSIC FREAKSという番組の最終回。リスナーから生放送中に寄せられた数えきれないほどたくさんのメッセージやコメントに番組中ずっと胸が熱くなった。こんなにたくさんの人に「おつかれさま」って言われたこと今まであったかな、もはやこの先もあるのかなって。。。嗚呼、寂しい。25歳にして突如舞い込んだ卒業感。

皆さんこんにちは。
今週末に控えている大阪城野音でのLIVEに向けた連日の熱唱のおかげで、夜はぐっすりと寝られております。というよりぐっすり寝ないとコンディションを持続できないほどやられます。リハーサルとはいえ、音の鳴る場所では常に120パーセントやりきってしまう性こそがやはりミュージシャンのあるべき姿だと思いますので。

そんな日々の裏側では、、、

9/13 月曜日

★前夜のFM802の放送を終え新大阪から東京に戻る。
★新大阪駅では駅構内の「サンマルコ」というカレー屋にて「なすびカレー」を食すのが恒例行事となっている。もちろんこの日も欠かさず。中辛で、ルーに挽肉が入っているのが特徴。サラサラとスープのように食べられてしまうところがお気に入りである。
★東京駅に着くやいなや、念願の六厘舎TOKYOでつけ麺を食す。現在の濃厚魚介豚骨スープの源流とだけあって、決して食べたことのない味ではなかったけれど、麺・スープともにバランス良くおいしくいただきました。また食べたいと思う味。ちなみに光村グルメの基本は「一度でいいや」と思うか「また食べたい」と思うかが最重要。奇しくも音楽もまた然りである、、。

9/14 火曜日

★都内スタジオにてLIVEリハーサル。楽器、機材の搬入に始まり、アンプ→エフェクターボード類→ギター・ベース→マイク等の順にセッティング。20分~30分くらいでそれらを済ませてから軽く打ち合わせをしてリハーサルを始める。LIVEリハーサルの進め方はバンドによって千差万別だとは思うが、うちの場合はあらかた打ち合わせで決めておいたセットリストの起・承・転・結をそれぞれのパートごとに区切って構築していきながら進めていく。一本のセットリストとしてつなぎ合わせ調整するのはわりと最後の方だ。曲と曲のつなぎを考えたり、CDにはない新たなパートを曲の中に足していったりしてイメージを具体化していく。特にうちの場合時間がかかるのは、それをどれくらいの長さや量感で入れていくのかの作業。イメージを共有していても演奏しあげてなかなかグッと来ないことはよくある。そんなときは、一番客観的に聴けているスタッフの意見を聞いたり、演奏したものをその場で簡単に録音してみんなで試聴しながら「長いからお客が飽きちゃうね」とか「ここはLIVEの中でもクライマックスだからもうちょっとぐわーっといった方がテンションあがるんじゃないか」なんて意見を出し合って調整していく。そうしてその日の作業が一段落したら機材をバラして搬出。スタジオのロビーなんかで次回取り組む箇所等を確認する打ち合わせを軽くして、その日取り組んだ箇所を録った音をそれぞれiPodにいれてもらって持ち帰る。この持ち帰った音を聴く作業が実は一番大事で、演奏しているだけでは気づけない発見が多々噴出するのだ。そんな一連の作業が僕らのLIVEリハーサルである。
★夕飯は最近増殖中の「青い吉野家(そば、天丼も提供する吉野家)」にて、もりそば+いか天+牛丼並盛り+生卵セットをたいらげる。ここのそばは歯ごたえも風味もあって案外侮れない。大満足。

9/15 水曜日

★高二の時に買って以来大きな故障もなく、今でも現役で使っているフェンダーUSA製テレキャスターが先日ついに故障。といってもパーツが壊れただけでそこを交換すればまた使用可能なのだが、壊れた部分がピックアップといってギターの音を拾うマイクの役割を果たしているパーツで、エレキギターにとってはそのギターのキャラクターを決める大事なパーツなので、「交換、、、ですね」とリペア屋に告げられたときのショックはとても大きかった。修理が完了したとの報せを受けたので受け取りに行き、故障箇所が無事修復されているか試奏して確認。うん。確かに直ってはいるけれど、やはりどこか一度大事な履歴がリセットされてしまったような元気の良さが鼻につく。しかし、どうだろう。自分も年老いていったときに、どこか具合が悪くなって、そこを修復しないと生活が不便になるときが確実にくることを思ったら。。きっと治療したいと思うだろうし、生き延びたいと思うんだと思う。だから、これはギターが「まだまだ弾いてくれよ」って必死に叫んでるメッセージなんだってことにする。音とか声とか見た目とか色んなものは確実に時と共に変化する。変化も愛せてなんぼだろっていうメッセージなんだって。
★夜は大好きな新宿つな八で友人と天ぷら定食。穴子がうまかったー。

9/16 木曜日

★昼12時台の東西線はなんだか1分くらい平気で遅れる気がする。

9/17 金曜日

★自宅でデモ作り。基本的にあらかたワンコーラスくらいイメージが浮かんだらパソコンでドラムを作ってからギター、ベース、歌詞の乗っていない仮歌を録る。僕の部屋は4畳半くらいの中にベッドがあったりしてめちゃくちゃ狭いんだけど、それが逆に功を奏してか余計な響きがない(専門用語で言うとデッド、逆に響くことをライヴという)のでわりかし聴きやすい音で録音することができる。自分で言うのもなんだけど広さに反して融通の利く自慢の部屋です。
★その日決めたことをやり終えたら、ご褒美に先日メンバーから誕生日にいただいたヴィンテージワインを呑もうと決めていたので呑む。タンニンがきいていて香りと飲み口はいつも飲んでいる安物ワインに比べたら100倍くらいパンチがあったんだけど、後味は意外とさっぱり。うまかったけど一気に飲むのはなんか勿体なかったからグラス一杯でやめておきました。(笑)

9/18 土曜日

★母がさんまを買ってきたので、夜は今年初さんまの塩焼き。ちなみに我が家では付け合わせの大根おろしをおろす作業は小さい頃から僕の仕事。とはいえ大根なんて久しぶりにおろしたので、おろしたあとは腕と手がずっとぴくぴくして箸がうまく持てなかった。。。情けない。

9/19 日曜日

★引き続き自宅にてデモ作り。

つづく

※ちなみにプロフィール欄の似顔絵はうちのドラム対馬が書いてくれました。他のメンバー二人も書いてくれたので、順に使っていこうと思います。

みなさん初めまして。

光村龍哉と申します。このたび新たにコラムを始めさせてもらうことになりました。

まずは簡単に自己紹介を。
NICO Touches the Walls ヴォーカルギター担当、歳は25、星座は乙女座、血液型はAB型です。千葉県は浦安というところにずーっと住んでいて、ディズニーランドのある街なので一度は訪れたことがあるという方も多いのではないでしょうか。人口は約16万人と千葉県の中ではわりと多い方なのですが、面積はあまり大きくなく、普段の移動は小学生の頃から専ら自転車です。なので運転免許は未だに取得しておらず、、、というか取得するタイミングを完全に逃してしまって、あれよあれよの内にもう25かぁといった感じです。車は好きなんですけどね。

バンドの話もします。

NICO Touches the Wallsは、僕が高校一年の頃から一緒にバンドをやっていて同い年のベース坂倉と、高校の軽音楽部で一つ上の先輩だったギターの古村、ドラムの対馬の四人で2004年夏に結成しました。メジャーデビューは2007年の終わりだったので、まもなくデビュー3年を迎えようとしています。特別他のバンドのコピーを熱心にやるわけでもなく、結成時から僕の書いた曲をずっと演奏しています。ただデビュー前に一時期「それではよくないだろう」と真剣に思い、The Beatlesを1stから順に完コピするっていうのを試みようとしていた時期がありました。『Revolver』あたりで、ちょっと四人でコピーするにはそろそろ人が足りないぞ、という壁にぶち当たりやんわり終わってゆきましたが、、、。

と、簡単な自己紹介はこの辺にして。

このコラムには何が書かれていくのかという話をしなくてはいけませんね。
実は僕自身、バンドのホームページ内ですでに「NICOと僕と」というブログをやっていて、元をたどればそのブログはバンド結成当初、バンドのホームページを開設する代わりに僕が自分自身でオープンしたもので、LIVEの告知であったりその他のお知らせをブログの記事として僕が書いて自分なりに発信するという主旨の場所でした。その名残として今もバンドのオフィシャルサイト内に存在させてもらっているんですけれども、そっちもそっちで自分の中ではコラムっぽい立ち位置で扱っていることもあって、こうして新たにまたコラムをはじめるにあたって内容に関してはものすごく悩んだんですけど、ふと逆転の発想が舞い降りまして、逆にこのコラムをあからさまなくらい自分の日記にしてしまおうかな、と。「NICO Touches the Wallsの光村龍哉として」だけでなく「ミュージシャンだけど所詮俺も1人の人間」っていう部分もたくさん書くでしょう。好きなものを食べに出かけたり、買い物したり、映画を見たり、音楽を聴いたり、それこそ家に引きこもってぼーっと考え事をしてるだけの日のことであったり。一ミュージシャンの「なにげなさすぎる瞬間」というのをここで少し覗いてもらえたら皆さんの「ミュージシャン」と呼ばれる人たちの見方が3°くらいは変化するかなあと思いまして。。。

じゃあ早速始めてみますが、月~日でキリよくやっていきたくて、今週はちなみに土曜日から始めたので、ひとまず2日分です。どうぞ。

9/11 土曜日

★前の晩、たまたま渋谷で会ったカメラマンの中野敬久さんと朝まで白ワインしたら、とにかく腹が緩い。けど1時間くらい昼寝したら治った。睡眠の力って偉大。
★昨年「Only By The Night」でハマりにハマったKings Of Leonの新譜が10月に出ることをネットで知る。早速予約。これを機に日本で単独LIVEやってくれないかなあ、、、。今一番、生で観たいバンド。

9/12 日曜日

★FM802にてMUSIC FREAKS。
★大阪行きの新幹線で日本振興銀行破綻に伴って初めて発動になったペイオフの仕組みについて少し勉強。お金をきちんと循環させるため、預金者を保護するため、世の中のバランスを保つための仕組みだとはいえ、今回の一件で損する可能性のある人が3423人ってやはりただ事じゃない。小学校4つ分くらいの人たちが一斉にがっかりするわけだから。自分も、いつ爆発してもおかしくない爆弾を抱えているつもりで生活しなければ。
★FM802近所にあるうどん屋で必ずうどんを食べてから入っているのだが、毎度「釜玉うどんのみ」か「釜玉うどん+天ぷら一個」が僕の定番。しかしこの日はどうしても気になって一年通って初めて「鶏の唐揚げ」を付けてみた。そしたら、これが大変美味。今まで選ばなかったことを強烈に後悔。
★放送終了後、802&大阪スタッフの方に誕生日を祝っていただく。誕生日もちょっと過ぎてたし番組中スタッフもそんなムード一切なかったのでちょっと本気で驚く。本当みんな素敵な人で大好きです。
★その後飲みに行ったらあっという間に朝5時。。。楽しい時間は本当にあっという間だなあ。

つづく