<インタヴュー> 特別企画・永原真夏とNEXUSの歩みを振り返る

<インタヴュー> 特別企画・永原真夏とNEXUSの歩みを振り返る

永原真夏が1st Mini Album『バイオロジー』を3月16日にリリースする。

2015年4月にSEBASTIAN Xを活動休止し、7月からはソロ活動をスタート。「永原真夏+SUPER GOOD BAND」名義で旺盛なライヴ活動を繰り広げてきた。ZINEやカセットテープを会場と通販限定で発売するなど(ともに完売)、既存のかたちにとらわれないやり方で音楽活動を繰り広げてきた。初の全国流通盤となる新作は、そんな永原真夏の「生命力」のようなものが結実した全6曲が収録される。

というわけで、今回のインタヴューは特別企画。2010年にNEXUSがウェブメディアとしてスタートして以来、さまざまな企画に登場し、SEBASTIAN X時代を通じて濃い関係を結び続けてきた彼女に、2016年2月末のNEXUSの更新終了を機に、これまでの歩みを一緒に振り返ってもらい、新たな始まりへの決意を語ってもらった。

取材・文=柴 那典・NEXUSマン

ーー今回は、NEXUSというウェブメディアと一緒にいろんなことをやってきた真夏ちゃんに、これまでの軌跡を振り返りたいという企画です。

永原真夏:ほんとですか!? 嬉しい!

ーーで、早速なんですが、2010年の12月に「インディーズ大衆食堂」というコラムの第1回にSEBASTIAN Xが登場している。NEXUSというウェブメディアが始まって半年くらいした頃です。

コラム「インディーズ大衆食堂」(2010年12月)
・コラム「インディーズ大衆食堂」(2010年12月)

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懐かしい! これ私がコラム書いたんだっけ? 

ーーそうです。そこでSEBASTIAN Xっていうバンドの始まりを語ってます。

すごい! これはたしか『光のたてがみ』リリース前くらいですね。

ーー活動も始まったばかりだと思うんですが、この頃はどんな記憶がありますか?

その当時って、配信がまだ新しかったんですよ。もちろんiTunesとかもあったけど、インディーズバンドが配信したりとかはしなかったので。むしろライヴハウスでゴリゴリやってる子たちからしたら、配信なんてちょっとダサいみたいなイメージがあった。

ーー着うた®みたいなイメージが強かった時代ですよね。

そうそう。で、そういう感じだったので、イメージにとらわれず臆せずやってみようっていうので配信でシングルカットしたんだと思います。でも、バンドに関してはわりとダラダラ楽しくやってた。SEBASTIAN Xは東京のライヴハウスから地続きでやってるバンドなので、外に向けてっていうことより、仲間とか友達たちで外に発信していくことが面白かった時期かもしれないですね。だけどそれでみんな一緒にやっててもつまんないし、みんなの目がもうちょっと外に向き出した頃かもしれないです。

・SEBASTIAN X俺たち FUTURES!ライヴレポート(2011年12月)
・SEBASTIAN X俺たち FUTURES!ライヴレポート(2011年12月)

ーーそして2011年にアルバム『FUTURES』をリリース。NEXUSでは『FUTURES』のアルバムがリリースされてツアーファイナルのライヴレポートを掲載しています。

これはすごく覚えてる。初めてのクアトロだった。

ーー原稿にも書いたんですけど、帰り道のお客さんが「真夏ちゃん天使だったね」って言ってたんですよ。

私もその記事のこと覚えてる。そう、この日に「GO BACK TO MONSTER」を初めてやったんです。で、この時あたりまでは、東京が一番お客さんが集まるのに、東京が一番盛り上がらないって友達とかスタッフには言われてた時期で。もちろん目に見える盛り上がりだけがいいわけではないとは思ってたけど、その感じが「GO BACK TO MONSTER」が出てきてちょっと変わったところがあった。

ーー『FUTURES』を作っていたころはどんな思い出がありますか?

『FUTURES』ではほんとに好き勝手に作らせてもらったんです。音楽業界の制作予算や販売の見込み数とか、いろんなことがが変わる過渡期だったんですよね。『FUTURES』って、河口湖スタジオで録ってるんです。ああいう、バブル時代にできたスタジオがまだ残っていた。山奥で合宿して作って、活版印刷で歌詞カード作らせてもらったり。特別な経験をさせてもらった思い出がすごいありますね。

ーー使える予算と機能が潤沢にあった。

ありました。でも、それはただ時代が違うってだけの話かな。

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永原真夏

2008年2月から2015年4月の活動休止までSEBASTIAN Xのヴォーカリストとして活動。作詞作曲、アートワークやMV、グッズなどを手がけていた。バンドの活動休 止から19日後にソロ活動開始宣言、2015年 7月には1stソロEP『青い空』をリ リース。発売日にソロ初ライブを行なう。
現在、ソロプロジェクト「永原真夏+SUPER GOOD BAND」やKey.工藤歩里とのユニット「音沙汰」などで活動中。
そして、2016年3月に1st Mini Album『バイオロジー』をリリースする。

オフィシャルサイト
オフィシャルTumblr
オフィシャルTwitter
永原真夏STAFF Twitter



< RELEASE INFORMATION >
1st Mini Album『バイオロジー』

2016年3月16日(水)発売 WRCA-06 / 1,800円(税込)
[ 収録楽曲 ]
1. リトルタイガー
2. バイオロジー
3. 平和
4. 唄おうカロリーメイツ
5. 青い空(Hyper Ver.)
6. プリズム99%


< TOUR INFORMATION >
永原真夏1st Mini Album『バイオロジー』リリース記念東名阪インストアライブツアー
3月19日(土) 名古屋PARCO 西館1Fエントランス・スペース
16:30スタート/観覧フリー
※永原真夏(Vo)と工藤歩里(Key)による2人編成でのライヴとなります
※アコースティック・ミニライブ&サイン会&特典引換会

3月25日(金) タワーレコード難波店 5Fイベントスペース
19:30スタート/観覧フリー
※永原真夏(Vo)と工藤歩里(Key)による2人編成でのライヴとなります
※アコースティック・ミニライブ&サイン会&特典引換会

3月27日(日) タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
21:00スタート/観覧フリー
※永原真夏+SUPER GOODでのライヴとなります
※ミニライヴ&サイン会&特典引換会

永原真夏ツアー2016「わたしのバイオロジー」
4月10日(日) 水戸SONIC
永原真夏+SUPER GOOD BAND / 他

4月15日(金) 仙台FLYINGSON
永原真夏+SUPER GOOD BAND / ワンダフルボーイズ

4月23日(土) 浜松FORCE
永原真夏+SUPER GOOD BAND / 指先ノハク / Spoon / ピンク・ロリータ・ジュリエッツ / macico / ピスタチオ

5月7日(土) 岡山CAFE MUSIQA
音沙汰 / さとうもか

5月8日(日) 島根・松江NU
音沙汰 / O.G.K / wonder wonder / DJエンペラー梅木 / 他

東名阪2マンツアー
5月13日(金) 大阪シャングリラ w/ Wienners
5月21日(土) 名古屋TOKUZO w/ GEZAN
5月26日(木) 渋谷WWW w/ HAPPY


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