avengers in sci-fi、第3回目の「Unknown Tokyo」で新たな「出発」を告げる

avengers in sci-fi

12月5日、新宿LOFTにて、avengers in sci-fiによる自主企画「Unknown Tokyo」の第3回目が開催された。

FREE THROW

会場がオープンし、BAR STAGEに足を踏み入れると、FREE THROWによる洋邦を絶妙にミックスさせた、ゆったりとしつつも高揚感を高めるDJを展開。18時になり、HALL STAGEでは一番手DATSによるライヴがスタート。シンセが印象的なSEで登場し、「DATSです! よろしくお願いします!」の言葉と同時に1曲目「Goodbye」へ。突き抜けるビートが心地よい疾走感に溢れたナンバーで、会場を最初から盛り上げる。杉本亘(Vo,Gt)の「僕らの尊敬するバンドたちがここに爪痕を残してきて、そんなステージに今立ってることがすごい幸せなんですけど、間違いなく僕らは今ここに立ってるんで、最高のライヴをみんなに届けたいと思います。」という言葉とともに、「Candy girl」へ。繊細かつ力強いダンサブルな音を作っていき、ラストの「Cool wind」では、最後に魂をかけるように、メンバー一人一人が熱を込めて一音一音を届け、笑顔でステージを去っていった。

DATS

2番手のHALL STAGEは、北海道からFOLKSが登場。ドリーミーなシンセ音とともに始まる、一曲目「CARVE OUT」。爽やかで青春感溢れる甘酸っぱいサウンドにエレクトロな要素を融合していく。「キャスカ」では、軽やかなメロディーとしっかりと刻み込むビートとともに、岩井郁人(Vo,Gt)と岩井豪利(Gt,Vo)の兄弟による、パワフルなツインボーカルを披露。ラストはしっとりと優しくアコースティックギターの音に合わせて包み込むようなヴォーカルで始まる「Blue and Yellow」を演奏し、「世界と世界が溶けていく」という歌詞とともに、空気を柔らかく溶かしていくような優しい音を奏で、拍手の中でステージを締めくくった。

FOLKS

FOLKSのライヴが終了して間もなく、隣のBAR STAGEでは小原綾斗(Gt,Vo)、竹内祐也(Ba)、藤本夏樹(Dr)からなる3人組ロック・バンドのTempalayのライヴが始まった。HALL STAGEからどっと人が流れ込み、すぐにフロアは観客で一杯に。緩やかでハイトーンなヴォーカルが浮遊感を漂わせる「Have a nice days club」から始まり、ラストはアンビエントっぽさとポジティブな高揚感を兼ね備えた「Band The Flower」の自信に溢れる演奏で締めくくった。

Tempalay

そしていよいよ主催のavengers in sci-fiが登場。レーザーで浮かび上がるUNKNOWN TOKYOの文字と流れ出す『Unknown Tokyo Blues』の冒頭に収められた携帯のバイブ音。幕が上がると同時に歓声が沸き起こり、「Wonderpower」からライヴがスタート。初っ端から、稲見の躍動感溢れるベースが歓声に応えるように場のボルテージをぐいぐいと盛り上げていく。観客の手拍子とともに曲名の頭文字が発音され、そのまま続けて二曲目「Metropolis」へ。その後、煌びやかなシンセの音から「Yang 2」が始まり、乗らずにはいられない程の高揚感を持って音が迫ってくる。後半、ビートに合わせて手拍子が巻き起こり、最後のサビでフロアの興奮が一気に解き放たれる。照明がステージと観客を照らし、観客は音楽に合わせて歌い、手と体を動かし、見事に会場と観客と音楽が一体化した瞬間だった。

avengers in sci-fi

9月の同イベント時に初披露されたラウドなリフと繊細なメロディが印象的な「新曲」から「Psycho Monday」へ。その後長谷川のタイトに刻み込むスネアに、稲見によるスラップ、そして木幡の特徴的なギターのスクラッチ音が重なり、「Tokyo Techtonix」のリフが奏でられ、曲が始まる。「4年前の冬はこんなことを考えていたんですねっていう、そんな曲をやります。」という木幡の言葉とともに始まった「Wish Upon The Diamond Dust」。アウトロで疾走感を取り戻し、そのまま「Riders In The Rain」へ。先程までのしっとりとした空気を吹き飛ばすかのように、木幡がキレのある動きでフロアを盛りあげ、同期の手拍子に合わせるようにして観客もいつの間にか手拍子を始め、会場の熱気がぐんぐんと増していく。その後のMCで、来年3月に約1年半ぶりのツアーとなる「Departure Tour」の開催を発表。久しぶりのツアー開催発表で会場を沸かせた後は「20XX」からラストの「Citizen Song」を熱演しこの日のライヴを締めくくった。メンバーがステージを去ると、スクリーンに「SEE YOU NEXT TOUR」の文字が映し出される。avengers in sci-fiの今後の展開にも、大いに期待を抱かせてくれるイベントであった。

avengers in sci-fi

Photo:西槇太一


■「avengers in sci-fi “Departure Tour”」
2016年
03月11日(金) 代官山UNIT
03月13日(日) 名古屋CLUB ROCK’N’ROLL
03月18日(金) 大阪Live House Pangea

出演 : avengers in sci-fi / and more
チケット代 : 前売り¥3,500 当日¥3,800 (ドリンク代別)
<イープラスプレオーダー抽選受付>
受付期間:12月15日(火)12:00~12月21日(月)23:59
受付はこちら

12月25日(金)「年末調整GIG 2015」@名古屋CLUB UPSET
12月29日(火)「COUNTDOWN JAPAN 15/16」@幕張メッセ
01月19日(火)「TOWER RECORDS presents TWINTOWER #001」@代官山UNIT
01月23日(土)「Getting Better〜20th Anniversary Party”BASIS”〜 vol.1」@下北沢CLUB Que
02月11日(木・祝)「ミタケオアシン」@京都GATTACA


オフィシャルサイト
Unknown Tokyo特設サイト

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